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        夏の終わり、
        ふたつ屋根の下。
        歩きだせない二人。
絶賛公開中
映画『夜、鳥たちが啼く』

        山田裕貴 松本まりか
        森優理斗 中村ゆりか カトウシンスケ / 藤田朋子 / 宇野祥平 吉田浩太 縄田カノン 加治将樹
        監督:城定秀夫 脚本:高田亮 原作:佐藤泰志「夜、鳥たちが啼く」(「大きなハードルと小さなハードル」所収 / 河出文庫刊) エグゼクティブプロデューサー:藤本款  プロデューサー:秋山智則 姫田伸也
        撮影:渡邊雅紀 照明:小川大介 美術:松塚隆史 録音:岩間翼 スタイリスト:深野明美 ヘアメイク:柿原由佳 編集:清野英樹 効果:西村洋一 
        グレーディング・VFX:稲川実希 音楽プロデューサー:田井モトヨシ 助監督:伊藤一平 制作補:牧義寛 
        制作協力:Gemini Films 製作・配給:クロックワークス     2022年/115分/DCP/ビスタ/5.1ch/カラー/日本 © 2022クロックワークス
        
        山田裕貴 松本まりか
        森優理斗 中村ゆりか カトウシンスケ / 藤田朋子 / 宇野祥平 吉田浩太 縄田カノン 加治将樹
        監督:城定秀夫 脚本:高田亮 原作:佐藤泰志「夜、鳥たちが啼く」(「大きなハードルと小さなハードル」所収 / 河出文庫刊) エグゼクティブプロデューサー:藤本款  プロデューサー:秋山智則 姫田伸也
        撮影:渡邊雅紀 照明:小川大介 美術:松塚隆史 録音:岩間翼 スタイリスト:深野明美 ヘアメイク:柿原由佳 編集:清野英樹 効果:西村洋一 
        グレーディング・VFX:稲川実希 音楽プロデューサー:田井モトヨシ 助監督:伊藤一平 制作補:牧義寛 
        制作協力:Gemini Films 製作・配給:クロックワークス     2022年/115分/DCP/ビスタ/5.1ch/カラー/日本 © 2022クロックワークス

        原作:佐藤泰志 & 脚本:高田亮(『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』)  × 監督:城定秀夫(「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」) が描く、ささやかな希望の物語。
        
        原作:佐藤泰志 & 脚本:高田亮(『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』)  × 監督:城定秀夫(「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」) が描く、ささやかな希望の物語。
Trailer 予告映像
Theater 劇場情報
背景

Story


            自分を諦められない小説家と、愛を諦めかけたシングルマザー。いびつな「半同居」生活がもらたす、仄かな光――。

若くして小説家デビューするも、その後は鳴かず飛ばず、同棲中だった恋人にも去られ、鬱屈とした日々を送る慎一(山田裕貴)。そんな彼のもとに、友人の元妻、裕子(松本まりか)が、幼い息子アキラを連れて引っ越してくる。慎一が恋人と暮らしていた一軒家を、離婚して行き場を失った2人に提供し、自身は離れのプレハブで寝起きするという、いびつな「半同居」生活。自分自身への苛立ちから身勝手に他者を傷つけてきた慎一は、そんな自らの無様な姿を、夜ごと終わりのない物語へと綴ってゆく。書いては止まり、原稿を破り捨て、また書き始める。それはまるで自傷行為のようでもあった。

一方の裕子はアキラが眠りにつくと、行きずりの出会いを求めて夜の街へと出かけてゆく。親として人として強くあらねばと言う思いと、埋めがたい孤独との間でバランスを保とうと彼女もまた苦しんでいた。

そして、父親に去られ深く傷ついたアキラは、唯一母親以外の身近な存在となった慎一を慕い始める。

慎一と裕子はお互い深入りしないよう距離を保ちながら、3人で過ごす表面的には穏やかな日々を重ねてゆく。だが2人とも、未だ前に進む一歩を踏み出せずにいた。

そしてある夜……。

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Cast

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山田裕貴
Yuki Yamada

1990年生まれ、愛知県出身。2011年「海賊戦隊ゴーカイジャー」(テレビ朝日系)で俳優デビュー。22年エランドール賞新人賞を受賞。主な出演作に『HiGH& LOW』シリーズ(16~19/久保茂昭監督)、『あゝ、荒野 前篇・後篇』(17/岸善幸監督)、『あの頃、君を追いかけた』(18/長谷川康夫監督)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21/飯塚健監督)、『東京リベンジャーズ』(21/英勉監督)、『燃えよ剣』(21/原田眞人監督)、『余命10年』(22/藤井道人監督)など。今後も『耳をすませば』(22年10月24日公開予定/平川雄一朗監督)、『東京リベンジャーズ2』(23年公開予定/英勉監督)と話題作の公開が控えている。

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松本まりか
Marika Matsumoto

1984年生まれ、東京都出身。2000年ドラマ「六番目の小夜子」(NHK)で俳優デビュー。2018年ドラマ「ホリデイラブ」(テレビ朝日系)で注目を集める。主な出演ドラマは「先生を消す方程式。」(20/テレビ朝日系)、「教場Ⅱ」(20/フジテレビ系)、「それでも愛を誓いますか?」(21/テレビ朝日系)、「名探偵ステイホームズ」(22/日本テレビ系)など。主な出演映画は『雨に叫べば』(21/内田英治監督)、MIRRORLIAR FILMS Season2『The Little Star』(22/監督:紀里谷和明)、『極主夫道 ザ・シネマ』(22/瑠東東一郎監督)、『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』(22/豊島圭介監督)、『ぜんぶ、ボクのせい』(22/松本優作監督)など。10/8スタートのドラマ「最高のオバハン中島ハルコ」(東海テレビ)、23年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」と続々出演作が待機中。

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森優理斗
Yurito Mori

2014年生まれ、東京都出身。CMを中心に活動をはじめ、ドラマ「透明なゆりかご」(18/NHK)で俳優デビュー。主な出演作は『約束のネバーランド』(20/平川雄一朗監督)、大河ドラマ「麒麟がくる」(20/NHK)、日曜劇場「DCU ~手錠を持ったダイバー~」(22/TBS)、『とんび』(22/瀬々敬久監督)、盲ろう者で初の大学教授となった福島智の幼少期を演じた『桜色の風が吹く』(22/松本准平監督)など。 2022年現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では坂口健太郎演じる北条泰時の幼少期・金剛役を演じ愛嬌あるルックスと高い演技力で話題に。

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中村ゆりか
Yurika Nakamura

1997生まれ、神奈川県出身。2011年主演映画『5windows』(瀬田なつき監督)で俳優デビュー。その後、ドラマ「家族狩り」(14/TBS系)、連続テレビ小説「まれ」(15/NHK)で注目を集める。主な出演作品は、『ラーメン食いてえ!』(18/熊谷祐紀監督)、『映画 賭ケグルイ』シリーズ(19・21/英勉監督)、「花にけだもの」(18/FOD×フジテレビ)、「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(20/読売テレビ系)、『地獄の花園』(21/関和亮監督)、「エージェントファミリー ~我が家の特殊任務~」(21/関西テレビ系)、「部長と社畜の恋はもどかしい」(22/テレビ東京)「生き残った6人によると」(22/TBS系)など。

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カトウシンスケ
Shinsuke Kato

1981年生まれ、東京都出身。主演作『ケンとカズ』(16/小路紘史監督)で注目を集め、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞。近年の主な出演作に『サムライマラソン』(19/バーナード・ローズ監督)、『風の電話』(20/諏訪敦彦監督)、『ONODA 一万夜を越えて』(21/アルチュール・アラリ監督)、『偽りのないhappy end』(21/松尾大輔監督)、『誰かの花』(22/奥田裕介監督)、『ツーアウトフルベース』(22/藤澤浩和監督)、など。公開待機作に『ある男』(22年11月18日公開/石川慶監督)、『遠いところ』(23年公開予定/工藤将亮監督)などがある。

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山田裕貴

こういうテイストの作品もできるんだと言ってもらうべく、 俳優としての新たな一面を見ていただける良い機会になるんじゃないか、
そんなことを思いながら本作への出演を決めました。
試写を見終わったあとも こんな細やかで、繊細でそして緻密な
人間の本当の温度や、間、呼吸、音を感じることができ、
「こんなお芝居がやりたかったんだ!!」と何度も叫びました。

慎一はどこか寂しく、どこか儚く、このセカイ(この世にある全ての想いやモノや事柄)に対してどこか諦めている人なのではと思いました。
ちょっと自分に似ている?
特に愛について、正解がわからない。
答えを求めること自体間違っているかもしれませんが…

まりかさんとはもう何度目でしょうか…
いやぁ、話は尽きませんが、僕の心の内や、思考のタイプをだいぶ理解してくださっています。
そこの安心感と信頼感は、撮影期間中に僕のことを助けてくれました。

城定監督は、とにかくそこに流れている時間を大切にしてくださいます。
編集で間を無くすことをせず、リアルな生きている時間だけを切り取ってくれているのです。
それは、作品を作る上で武器というか
まさに生です、生きていたんです。

そんなところを楽しめる作品です。

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松本まりか

私が言いたいことは何か、毎日考えを巡らせましたが、
この作品を語るに足る言葉がみつかりませんでした。

城定監督はじめ、山田くんとのあの撮影の日々。
まだちょっと、うまく言えそうにありません。

この作品が皆様に届く頃には言葉になりますように。

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監督:城定秀夫

「この小説を映画化しませんか?」と製作陣から提案されたとき、嬉しいと思うと同時に、言い知れぬ不安に襲われました。佐藤泰志さん原作の映画といえば、日本を代表する数々の監督が手掛けてきたものであり、それらすべてが素晴らしいことは映画好きには周知されています。自分も原作、映画、どちらも好きな作品ばかりです。そんな中に自分の映画を加えることは光栄を通り越して恐怖に近いプレッシャーでした。

しかし、山田裕貴さんと松本まりかさんのキャスティングが決まった頃には不安は喜びに変わり、素晴らしい脚本、スタッフにも恵まれ、撮影現場は楽しかった思い出しかありません。演じ方の微妙な違いで物語が変わってしまう繊細な原作ですから、現場では慎重に話し合いながら作っていきました。

佐藤泰志原作映画としては今までにない肌触りになっていると思いますので、多くの方に観て頂きたいです。

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Staff

監督:城定秀夫 脚本:高田亮 原作:佐藤泰志 撮影:渡邊雅紀 照明:小川大介 美術:松塚隆史 録音:岩間翼 スタイリスト:深野明美 ヘアメイク:柿原由佳 編集:清野英樹 効果:西村洋一 VFX・グレーディング:稲川実希 音楽プロデューサー:田井モトヨシ 助監督:伊藤一平
監督:城定秀夫 
Hideo Jojo

1975年9月2日生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学在学中から8mm映画を制作。同校卒業後、フリーの助監督として成人映画、Vシネマなどを中心にキャリアを積む。2003年に映画『味見したい人妻たち(押入れ)』で監督デビューし、ピンク大賞新人監督賞を受賞。その後Vシネマ、ピンク映画、劇場用映画など100タイトルを超える作品を監督。2016、2017、2018、2019年、4年連続でピンク大賞作品賞を受賞。2020年公開の『アルプススタンドのはしの方』がミニシアター系では異例の大ヒットを記録。初日満足度1位(Filmarks調べ)、TAMA映画祭特別賞、「キネマ旬報」ベスト・テン第10位、「映画芸術」ベストテン第3位など数々の栄冠を獲得した同作では、自身もヨコハマ映画祭と日本映画プロフェッショナル大賞で監督賞を受賞。2022年には本作のほか『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』などの監督作品が公開、2023年以降も『恋のいばら』(23年1月公開予定)ほか撮影中の作品や公開待機作品が多数控えている。

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脚本:高田亮
Ryo Takada

1971年10月3日生まれ、東京都出身。元大映の脚本家・工藤裕弘の元で脚本を学ぶ。主な作品に『婚前特急』(11)、『さよなら渓谷』(13)、『わたしのハワイの歩きかた』(14)、『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)、『オーバー・フェンス』(16)、『武曲 MUKOKU』(17)、『猫は抱くもの』(18)、『まともじゃないのは君も一緒』(21)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21)、『死刑にいたる病』(22)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22)など。

原作:佐藤泰志 
Yasushi Sato

1949年4月26日生まれ、北海道函館市出身。高校在学中に有島青少年文芸賞を2年連続で受賞。國學院大学哲学科卒業後、幾つもの職に就きながら小説を書き続ける。1977年『移動動物園』で新潮新人賞候補となりデビュー。1981年『きみの鳥はうたえる』で初めて芥川賞候補となり、以降通算5度にわたり同賞の候補となるが受賞はならず。1989年『そこのみにて光輝く』が三島賞候補となるが落選。1990年に自ら命を絶つ。享年41歳。2010年『海炭市叙景』が映画化されると大きな話題を呼び、『そこのみにて光輝く』(14)、『オーバー・フェンス』(16)、『きみの鳥はうたえる』(18)、『草の響き』(21)などが相次いで映画化されている。

撮影:渡邊雅紀
Masaki Watanabe

1993年6月27日生まれ、東京都足立区出身。上智大学文学部哲学科中退。ふくだももこ監督作品『君が世界のはじまり』(20)にて商業デビュー。その他の撮影担当作品に城定秀夫監督『愛なのに』(22)や『なっちゃんはまだ新宿』(17)、『赤色彗星倶楽部』(18)がある。

照明:小川大介
Daisuke Ogawa

1968年8月18日生まれ、愛知県名古屋市出身。多摩芸術学園卒業。2004年より照明技師に。主な作品に城定秀夫監督『愛なのに』(22)や『口裂け女2』(08)、『りんごのうかの少女』(13)、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13)、『おんなのこきらい』(14)、『なっちゃんはまだ新宿』(17)など。

美術:松塚隆史 
Takashi Matsuzuka

1968年6月13日生まれ、北海道出身。日本映画学校卒業。主な作品に『ふがいない僕は空を見た』(12)、『俺はまだ本気出してないだけ』(13)、『ビジランテ』(17)、『岬の兄妹』(18)、『まともじゃないのは君も一緒』(21)、『さがす』(22)など。

録音:岩間翼
Tsubasa Iwama

1979年生まれ、新潟県出身。音響芸術専門学校卒業。2009年から録音技師として活動。主な作品に『リングサイド・ストーリー』(17)、『明け方の若者たち』(21)、『マイ・ダディ』(21)、『リング・ワンダリング』(21)など。

スタイリスト:深野明美 
Akemi Fukano

1970年10月4日生まれ、東京都出身。文化服装学院アパレルデザイン科卒業。1998年に東京衣裳(株)退社後フリー。主な作品に『ISOLA 多重人格少女』(00)、『最終兵器彼女』(06)、『下衆の愛』(16)、『ダブルミンツ』(17)、『獣道』(17)、『いつくしみふかき』(19)、『成れの果て』(21)、『ラストサマーウォーズ』(22)など。

編集:清野英樹 
Hideki Seino

1974年生まれ、宮城県出身。2003年より金子尚樹氏に師事し編集に携わる。主な作品に『想文 〜おもひぶみ〜』(05)、『オーバーヒート 輝きの先に』(07)、『下忍 青い影』『下忍 赤い影』(19)、『BLUE/ブルー』(20)など。

ヘアメイク:柿原由佳
Yuka Kakihara

1990年生まれ、大阪府出身。主な作品に『治療休暇』(13)などの映画や、ドラマ「京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ」(21)、「メンタル強め美女白川さん」(22)など。

効果:西村洋一 
Yoichi Nishimura

1970年生まれ、埼玉県浦和市出身。主な作品に『ゴジラ2000 ミレニアム』(99)、『さまよう刃』(09)、『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(10)、『百瀬、こっちを向いて。』(13)、『王妃の館』(15)、『泥棒役者』(17)、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(19)、『妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』(22)など。

VFX・グレーディング:
稲川実希
Miki Inagawa

1979年生まれ。カラリストとして映像作品のグレーディングやVFXなどに携わる。近年は城定秀夫監督『ビリーバーズ』(22)や『ニワトリ☆フェニックス』(22)、『きさらぎ駅』(22)、『激怒』(22)、『ミューズは溺れない』(22)の映画作品のほか、「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(22)などテレビドラマのグレーディングを担当している。

音楽プロデューサー:
田井モトヨシ
Motoyoshi Tai

1968年8月1日生まれ、高知県出身。映画・アニメ・ドラマなど映像作品の音楽プロデューサーとして、また作曲・編曲も手掛ける。音楽プロデューサーとしての主な作品に、映画『火花』(17)、『ルームロンダリング』(18)、『劇場』(20)、『ぜんぶ、ボクのせい』(22)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22)。アニメ「攻殻機動隊SAC_2045」(20〜)、ドラマ「ただ離婚してないだけ」(21)など。

助監督:伊藤一平
Ippei Ito

1980年生まれ、神奈川県出身。2000年代から助監督として数々の城定秀夫監督作品に参加。そのほかの主な作品に『たまもの』(04)、『白日夢』(09)、『ジョフクの恋』(13)、『ほとりの朔子』(14)、『罪の余白』(15)、『クロガラス1』『クロガラス2』(19)など。